◆女子プロゴルフツアー 大東建託・いい部屋ネットレディス 最終日(25日、北海道・滝のCC=6578ヤード、パー72)
25位から出た渋野日向子(サントリー)は、4バーディー、4ボギー、1ダブルボギーで74とスコアを落とし、通算2アンダーで、渋野のホールアウト時点で35位で今大会を終えた。
13番パー4では、残り166ヤードの第2打をグリーン奥に外し、奥からのアプローチもミスして、4オン2パットのダブルボギーをたたいた。第2日も同じ13番でダブルボギーをたたいた渋野は「同じことを繰り返してしまった」と残念そうに話した。
東京五輪出場を目指すも、日本勢4番手で2枠の代表入りを逃した渋野は第3日終了後「3年後のパリ五輪には出たい」と意欲的に話した。約4か月ぶりの日本ツアーとなった先週のGMOインターネット・レディースサマンサタバサグローバルカップで予選落ちを喫したが、今週は4日間プレー。東京五輪の先のパリ五輪を目指す19年AIG全英女子オープン覇者は、五輪開幕ウィークにやや復調の気配を見せている。
次戦の新規大会、楽天スーパーレディース(29~31日、兵庫・東急グランドオークGC)に向けて「地元(岡山県)から近いので、この2戦以上に結果を求めたい」と前向きに話した。
NEC軽井沢72(8月13~15日、軽井沢72ゴルフ北C)は出場せず、その次週のAIG全英女子オープン優勝の渋野日向子(8月19~22日、英国カーヌスティーゴルフリンクス)に挑む。
最終組は13番を終了し、首位から出た韓国の申ジエ(スリーボンド)が通算14アンダーで首位をキープ。13番まで3バーディー、2ボギー、1ダブルボギーの出入りの激しいゴルフを展開している西郷真央(大東建託)が3打差2位で追いかける。4打差の3位に、13番終了の全美貞(韓国、フリー)、15番終了の渡辺彩香(=大東建託)、16番終了の臼井麗香(ディライトワークス)が続く。