◆東京五輪 女子ゴルフ 第1日(4日、埼玉・霞ケ関CC=6648ヤード、パー71)
初出場で日本代表の稲見萌寧が、第1組で開催国の選手として開幕を告げる記念すべき第1打をドライバーで豪快にフェアウェー右へと放った。快晴の下、水色と白の日本代表ウェアに身を包んで、午前7時30分の第1組で予定通りにティーオフした。
日本女子ツアー賞金ランク2位の稲見は、スタート直前に名前をコールされると、笑顔で手を振る余裕を見せた。日本代表の服部道子・女子コーチが見守った404ヤードの1番パー4。ドライバーでの第1打を右のフェアウェーに置くと、アイアンでの第2打をピン左8Mへ。バーディーパットは1Mオーバーし、パーで発進した。
飛ばし屋のマリア・ファシ(メキシコ)、アルベーン・バレンスエラ(スイス)と同組でのラウンド。奥嶋誠昭コーチが稲見のキャディーを務めている。
同じく日本代表の畑岡奈紗は、午前8時14分に世界ランク1位のネリー・コルダ(米国)、世界ランク2位の高真栄(韓国)の金メダル候補2人と同組で、1番からティーオフする。