高3榎本杏果「五輪に出たい。今後は進学するので、パリ五輪の次の大会が目標」報知ジュニアゴルフV3狙う


練習ラウンドを終え、笑顔を見せる(左から)榎本杏果、鈴木能々子、伊藤愛華、芳賀恵夏らジュニア選手(カメラ・越川 亘)

練習ラウンドを終え、笑顔を見せる(左から)榎本杏果、鈴木能々子、伊藤愛華、芳賀恵夏らジュニア選手(カメラ・越川 亘)

 12日に東京よみうりCC(東京・稲城)で行われる「2021報知ジュニアゴルフ中高生大会」に先立ち、選手らは11日、練習ラウンドを行った。大会は中高生男女4部門を18ホールストロークプレーで争い、125人が参加する。3度目の優勝を目指す榎本杏果(共立女子第二高3年)は「同じ高校の上田澪空と宇田紗彩も出場するので、表彰台を独占します」と宣言。東京五輪のゴルフ競技を見て「五輪に出たい。今後は進学するので、パリ五輪の次の大会が目標」と夢を語った。

 ◆双子の姉は今年プロデビュー

 岩井光太(埼玉栄高2年) 今年プロデビューした双子の岩井明愛(あきえ)と千怜(ちさと)を姉に持つ弟が練習ラウンドで汗を流した。「手応えはあった。フェアウェーが狭いのと、高麗のグリーンはラインが読みにくかった」。8歳から3人一緒に練習に励んできたが、姉たちに助言を求めると、攻め方が違う場合もあり、「どっちが正解なの」と悩む事も。今大会はアンダーで回ることが目標で「グリーン次第ですね」と自然体で臨む。

 ◆60台へ頑張る

 鈴木能々子(鹿浜菜の花中3年) 練習ラウンドを終え、「アンダーで回りたかったけど出ませんでした。フェアウェーが狭く、狙い所が難しかった」と話した。憧れのプロに「プレースタイルが好き」と西村優菜(スターツ)を挙げた。本番へ「60台を出せるように頑張る」と意気込んだ。

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