前戦でプロ初優勝の吉田優利 初日は稲見と同組「萌寧さんと回るのが楽しみ」


練習ラウンドで小祝さくら(右)と話す吉田優利(カメラ・ 今西 淳)

練習ラウンドで小祝さくら(右)と話す吉田優利(カメラ・ 今西 淳)

◆女子プロゴルフツアー NEC軽井沢72 練習日(12日、長野・軽井沢72G北C=6679ヤード、パー72)

 2週前の楽天スーパーレディースでツアー初優勝を飾った吉田優利(エプソン)が12日、公式会見に臨んだ。初優勝の反響について「想像以上にたくさんメッセージをいただいたり、声をかけてもらった。(会場でも)先輩たちからおめでとうと言っていただき、うれしかった」と表情を緩ませた。

 2000年度生まれの「ミレニアム世代」では古江彩佳、西村優菜に続き3人目の優勝者となった。1勝したことで「何勝も重ねたい」と強く感じたという。「同じチームの(上田)桃子さんや(小祝)さくらさんも、何回も優勝を重ねている先輩って本当にすごいんだなと思った。私もそういう選手になれるように。満足できる優勝というより、次につなげられた優勝だったと感じている」と力を込めた。

 ツアーがなかった先週は練習、トレーニングなどで調整した。10日に現地入りし、「去年は(2戦目の)この試合から毎週のようにツアーが行われて、始まりのコースのような感じ」と試合を心待ちにした。

 13日の第1ラウンドは五輪銀メダリストで1学年上の稲見萌寧(もね)、同じ辻村コーチに師事する小祝さくらとの注目組で回る。「五輪を見て、感動しました。萌寧さんと一緒に回るのが楽しみ。早く明日が来ないかなと思っている。ショットの精度が高く、高さ、スピン、自分の思っているような球筋で打てているんだろうなと周りから見ていて思う。毎ショット見られるのが楽しみ。3人で楽しく回れたら」と、思い描いた。

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