◆女子プロゴルフツアー NEC軽井沢72 最終日(15日、長野・軽井沢72G北C=6679ヤード、パー72)
最終ラウンドは悪天候により、10番からの9ホールで実施され、大会は27ホールの短縮競技となった。
単独首位で出た小祝さくら(ニトリ)が9ホールを2バーディー、ボギーなしの34で回り、通算10アンダーで逃げ切った。3月のTポイント×ENEOS以来となる今季4勝目、通算5勝目を挙げた。
サイ・ペイイン(台湾)が8アンダーで2打差の2位に入った。勝みなみ(明治安田生命)、酒井美紀(国際スポーツ振興協会)が7アンダーの3位となった。
銀メダリストの稲見萌寧(都築電気)は東京五輪後初のツアーで、2バーディー、1ボギーの35で3アンダーとし、19位で終えた。
小祝のコメント「今週は天気が悪い中、まずはプレーできたことに感謝しています。1・5ラウンドでしたが、その中でもいいプレーをして優勝することができて良かった。予報が雨だったので、どうなるのかなと心配していたけど、コースコンディションを整えてくれて無事ホールアウトできて良かった。今日はハーフであっという間に終わってしまった。その中でも2バーディーで、今週はノーボギーでプレーできた。まだ試合はたくさん続くので、これからもっといいプレーを見せられるように頑張りたい」
◆27ホール短縮競技 2019年スタンレーレディス(静岡・東名CC)以来で、1988年のツアー制施行後では今回が8例目。この日は午前8時開始予定を2時間遅らせ、その後10番からの9ホールに短縮した上で午前10時に第1組がスタートした。