稲見萌寧は19位 「3、40点」と自己評価も18番バーディーに「やっと思うような球が出た」


10番ティーで笑顔を見せる稲見萌寧

10番ティーで笑顔を見せる稲見萌寧

◆女子プロゴルフツアー NEC軽井沢72 最終日(15日、長野・軽井沢72G北C=6679ヤード、パー72)

 最終ラウンドは悪天候により、10番からの9ホールで実施され、大会は27ホールの短縮競技となった。

 東京五輪銀メダリストで、16位から出た稲見萌寧(都築電気)は2バーディー、1ボギーの35で通算3アンダーとし、19位で終えた。

 小祝さくら(ニトリ)が2バーディー、ボギーなしの34で回り、10アンダーで逃げ切った。3月のTポイント×ENEOS以来となる今季4勝目、通算5勝目を挙げた。

 稲見は銀メダル獲得の東京五輪後初戦を3アンダー19位。「伸ばしたいと思っていたけど、最初からショットがうまくかみ合わず、なかなかチャンスにつかなかった。バーディーを取れなかった。うまく調整できなかった」と総括した。

 全体の内容には「3、40点」と厳しかったが、最終18番で第2打を1メートルにつけるバーディー締め。「やっと自分の思うような球が出てくれた。最後に魅せられて良かった。来週につなげられれば。明日から練習します」と前向きに語った。これまで以上に注目される中、「祝福の言葉を掛けてくれたり楽しく過ごせた。昨日(中止で)ゆっくりして疲れは大丈夫です」と振り返った。

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