AIG全英女子オープンで畑岡奈紗はプロ転向時の目標実現へ 「5年以内だと今大会が最後になるので頑張りたい」


◆米女子プロゴルフツアー メジャー今季最終戦 AIG全英女子オープンオープン プロアマ日(18日、英カーヌスティ・ゴルフリンクス=6850ヤード、パー72)

 米女子ツアー通算4勝の畑岡奈紗(アビームコンサルティング)が、日本メディア向けのオンラインによる大会公式会見に出席した。

 

 ―コースについて

 「月曜日、火曜日は雨も降らず。風もそこまで強くも無い。フェアウェーもそこまで硬くもない。ドライバー(ショット)はキャリーしてから40ヤード転がる。アイアン(ショット)は15~20ヤードランが出るので、見た感覚との差があると感じている。ラフもそこまで長くない。フェアウェーは狭い」

 ―9位だった東京五輪後は茨城の実家に帰省

 「やっぱりご飯が美味しいので。ウナギをテイクアウトして食べたり、愛犬2匹と自宅で遊びながらゆっくり過ごしました」

 ―全英女子オープンは4度目の挑戦となる

 「本当に風とか雨、天気によって設定するスコアは変わってくると思う。4日間、一日ずつアンダー(パー)を目標にしてやっていきたいな、というのが練習ラウンド2日間やってみての感想ですね。去年やっと予選通過はできたんですけど、決勝ラウンドに入ってからもなかなか自分の思うようなゴルフができなかった」

 ―東京五輪最終日に腰痛を発症したグレッグ・ジョンストンキャディー(米国)については?

 「グレッグは五輪後、米国の自宅に戻って腰も治療を受けて、今はもう万全の状態ということなので4日間、2人で頑張りたいです」

 ―大目標の東京五輪が終わっての心境は?

 「やっぱりプロ転向前からの目標だったので。(自国開催の五輪には)選手として出場することは2度とないと思うので、達成できなかったのは悔しいし、もっとできることがあったのではないかと考えることもあった。でも、終わってしまったことは仕方ない。5年以内にメジャーを取りたい、とプロ転向の時に目標を立てていたので、5年以内だと今大会が最後になるので、頑張りたいと思います」

 ―予選ラウンド同組のネリー・コルダ(米国)については?

 「ネリーとは今まで何回かやっていますし、東京五輪の初日、2日目も同じで。飛距離が持ち味でグリーン周りの技術もすごく高くて、いま世界ランク1位にいると思うので。いま一番のライバルになると思う。ハルはイングランド出身で、リンクスもすごくわかっていると思うので、負けないように頑張りたいなとは思います」

 ―数々の悲劇を生んできた18番は難しい?

 「18番に限らず、フェアウェーが狭く感じるところがたくさんあるので、ちゃんと目標を絞って、そこに打っていければいいのかなと。18番はクラブハウスの時計が目印になるので、そこに運ぶことだけを考えて打って行けたらと思います」

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