小祝さくら優勝で100万円超のパターが5日間で150本も売れた 地元、北海道北広島市のワールド山内「世界NO1のパターを目指します」


グリーンで笑顔を見せる小祝さくら (カメラ・小泉 洋樹)

グリーンで笑顔を見せる小祝さくら (カメラ・小泉 洋樹)

 女子プロゴルフツアーのCATレディースは20日から3日間、神奈川・大箱根CC(6638ヤード、パー72)で開催される。19日、練習ラウンドが行われ、先週のNEC軽井沢72で優勝した賞金ランク1位の小祝さくら(ニトリ)は「優勝した後も、練習、トレーニングをしていました。変わらない日常です。今大会の目標は、まずは予選通過です」と、いつも通り、落ち着いた様子で話した。

 先週、小祝が今季4勝目を挙げたことで、俄(が)然、注目されたのが、パターだった。北海道・北広島市の「ワールド山内」の自社ブランド「ワールドクラフトデザイン」。最新鋭の加工機械・計測器などで正確・精密なモノ作りをモットーとする同社が手がけるパターは、最低価格が1本100万円(税抜き)と超高額。売れ筋は132万円のモデルで、小祝モデルは330万円という。

 「今週も同じパターです。会社(ワールド山内)には、たくさん問い合わせがあった、と聞いています。値段を聞くとみんなびっくりするみたいですけど」と小祝はにこやかに話した。

 実際“小祝効果”で反響は大きい。ワールド山内は17日に「ワールドクラフトデザイン」の公式サイトをオープン。連日、約2万のアクセスがあり、メールによる問い合わせが200件あるという。「そのうち、約150本の注文をいただきました。これからフィッティングなどがありますが、コロナ禍の影響で北海道になかなか来られない方もいるので、正確には150本の販売見込みということになります」と山内雄矢社長は説明した。

 産業用機械や板金加工などで高い技術を誇る同社は4月からパターの販売を開始。山内社長は「これまでの技術の集大成としてパター作りをしています。世界NO1のパターをつくることを目指しています」と、その性能に自信を示す。販売を開始した4月1日から小祝が優勝するまでの4か月半で38本が売れたという。最低価格が100万円ということを考慮すると、これだけでも好調な数字だが、小祝がNEC軽井沢72で優勝した日から、わずか5日間で、150本も売れ行き見込みとなったことは、さらに驚異的だ。

 ワールド山内の本社所在地は北海道・北広島市の大曲工業団地で、小祝は北広島市の大曲中学校出身。地元中の地元だ。今後も小祝の活躍によって、100万円超のパターがさらに注目されることになりそうだ。

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