「天才ゴルフ少女」須藤弥勒がゴルフ5レディスで18番ホール解説 小祝さくら&稲見萌寧の直接対決に注目


ゴルフ5レディスで解説を務めるゴルフ天才少女・須藤弥勒

ゴルフ5レディスで解説を務めるゴルフ天才少女・須藤弥勒

 女子プロゴルフツアーのゴルフ5レディスは3日から3日間、三重・ゴルフ5C四日市C(6563ヤード、パー72)で行われる。7月に米ノースカロライナ州パインハーストで行われたキッズ世界選手権で優勝し、世界ジュニアメジャー4勝目を挙げた須藤弥勒が、第1、2ラウンドにテレビ東京系の放送とライブ配信で18番パー4(396ヤード)の特別解説を務める。2日、現地入りしてコースを下見した弥勒は、賞金ランク1位の小祝さくら(ニトリ)と同2位で東京五輪銀メダルの稲見萌寧(都築電気)の「直接対決」に注目。大会前に見所を語った。

 今大会で18番ホール特別解説の大役を担う「ゴルフ天才少女」須藤弥勒は、きっぱりと言い切った。

 「初日の注目は、やっぱり第16組です!」

 その組は、小祝と稲見が通算15回目となる同組対決。両者に加え、ゴルフ5所属の穴井詩が同組で回る。

 「小祝さんは淡々とプレーしながら、ものすごいショットをします。今、波に乗っているし、優勝の可能性は高いと思います。稲見さんは飛距離があってパットも上手。優勝争いをするでしょう。穴井さんは飛距離がすごい。フェアウェーキープ率が高くなれば優勝のチャンスもあると思います」。8月に10歳になったばかりの弥勒は、冷静に大会の行方を占った。

 東京五輪で稲見が日本ゴルフ史上初めてメダルを獲得したことは、弥勒にとって大きな刺激となっている。「2032年のブリスベン五輪で、私は金メダルを取ります」と宣言。オーストラリアのブリスベンは父の憲一さんが高校時代に留学していたという縁もあるという。「お父さんの思い出の地で世界ナンバーワンになります」と言い切った。

 強気のプレーと発言が持ち味の須藤弥勒。勝負の行方と、ともに「弥勒語録」も注目される。

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