原英莉花、3週間ぶり試合にワクワク 「ゴルフがしたくて仕方なかった。ものすごく新鮮」


笑顔で練習ラウンドをスタートした原英莉花(カメラ・今西 淳)

笑顔で練習ラウンドをスタートした原英莉花(カメラ・今西 淳)

 ◆女子プロゴルフツアー 21年メジャー第2戦 日本女子プロ選手権コニカミノルタ杯 指定練習日(8日、茨城・静ヒルズCC=6680ヤード、パー72)

 原英莉花(日本通運)が前日の練習ラウンド後、公式会見に登場した。8月19~22日に行われた海外メジャー、AIG全英女子オープン(英国、予選落ち)以来の試合出場となる。

 帰国後は3日間のホテル隔離を経て、5日まで自宅待機で、トレーニングをするなど調整に努めたという。7、8日にそれぞれ9ホールずつを回り、「ゴルフがしたくて仕方なかった。楽しみ。ものすごく新鮮な気持ち。(コースの印象は)池が絡んでくるホールが多く、ショートホールが長い。悪いイメージが消えて、いい感じです」と前向きに話した。

 昨年10、11月に国内メジャーを連勝したが、21年は2度の3位が最高で優勝から遠ざかる。「今年に入ってからいいイメージでゴルフができていなかった。プレッシャーを掛けていたのか、ノビノビできなかった。(今は)ミスしても楽しいというか、フレッシュな感じ。メジャー大会にワクワクした気持ちで挑めているので、楽しい1週間にしたい。しっかりコース戦略を考えて戦いたい」と意気込んだ。

 全英女子での経験を改めて振り返り、「自分のゴルフ以上のものを求めない」と、自身に言い聞かせるように話した。2週間の隔離期間では、19年6月にツアー初優勝した時の映像を見返したそうで、「楽しそうに回っていたなと思った。(今年は)自分のゴルフ以上を求めることが目立っていた。今の自分を見つめ直し、ゴルフが大好きでこういう(プロゴルファーの)仕事ができているんだと身にしみた。後半戦はポジティブに戦いたい」と、スッキリした表情で語った。

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