◆女子プロゴルフツアー 21年メジャー第2戦 日本女子プロ選手権コニカミノルタ杯 第2日(10日、茨城・静ヒルズCC=6680ヤード、パー72)
ツアー1勝の木戸愛(ゼンリン)が5バーディー、1ボギーの68の好スコアをマークし、通算6アンダーで午前組終了時点で2打差の2位に浮上している。
午前6時30分の第1組でプレーした木戸は「気持ちよかったです」と満足げ。4、5番とショットをピンそばにつけてバーディーを奪うと、14番からは3連続バーディー。15番では9メートルを沈めた。「昨日(70)、今日と良いパッティングが決まってくれているのが心強い」とうなずいた。
前週までは賞金ランク83位だが、8月下旬からパットが良くなったという。「妹と取り組んでいるパッティング練習の成果が少しずつ出始めている」。キャディーの妹・侑来(ゆきな)さんとともに、まずは、80センチ先にティーを刺して当てる練習から開始する。ライン読みや出球をそろえる練習を1時間ほどやることで「パッティングが楽しめるようになってきた。いい方向に向いている」と笑顔で明かした。
また、プロレスラーで父の修氏からは前日にも「冷静に最後まで集中してやっておいで」と激励を受けたそうで「すごく心強い」と感謝した。
好位置で迎える残り2日へ「ゴルフじたいは良くなっているので、あとは冷静に、一打に執着してやっていきたい」と強調した。