◆女子プロゴルフツアー 21年メジャー第2戦 日本女子プロ選手権コニカミノルタ杯 第3日(11日、茨城・静ヒルズCC=6680ヤード、パー72)
青空の下、「ムービング・サタデー」が終了した。国内男子ツアー歴代最多94勝の尾崎将司に師事する19歳の西郷真央が6バーディー、ボギーなしの66をマーク。通算12アンダーの単独首位に立ち、大会最年少優勝記録更新&ツアー初優勝に王手を掛けた。
44歳のリオデジャネイロ五輪代表で通算18勝の大山志保、東京五輪銀メダルの稲見萌寧がこの日のベストスコア65をたたき出して1打差の2位で追う。通算5勝のイ・ミニョン(韓国)が3打差の4位。ツアー通算5勝で自身初のメジャー制覇を狙う勝みなみ、植竹希望は8アンダーの5位に並んだ。
初優勝を目指す高橋彩華、地元・茨城県出身の金沢志奈は7アンダーの7位。ツアー1勝の木戸愛、藤田さいき、浜田茉優、飛ばし屋の穴井詩、石井理緒は5アンダーの9位で続く。
2014年&16年大会覇者の鈴木愛は70で回り、4アンダーの14位に浮上した。2019年AIG全英女子オープン覇者の渋野日向子、13年大会覇者のイ・ボミ(韓国)、賞金ランク4位の西村優菜、安田祐香は3アンダーの21位。賞金ランク1位の小祝さくらは、2アンダーの30位となった。賞金ランク3位の古江彩佳は73で、4オーバーの64位に後退した。