西村優菜、驚異の63で5打差を逆転し3勝目「自分が伸ばして、優勝できなければ仕方ない」


5打差を逆転優勝し、優勝カップを手に笑顔を見せる西村優菜

5打差を逆転優勝し、優勝カップを手に笑顔を見せる西村優菜

◆女子プロゴルフツアー 住友生命レディス東海クラシック 最終日(19日、愛知・新南愛知CC美浜C=6502ヤード、パー72)

 5打差15位で出た、西村優菜(スターツ)が9バーディー、ボギーなしのこの日ベスト&大会コース記録に並ぶ63で通算10アンダーで逆転した。5月のワールドレディスサロンパスカップ以来の通算3勝を全て逆転で挙げ、賞金ランク3位に浮上した。大会は36ホールに短縮され、賞金加算は規定により75%となった。

 西村は最終18番、第2打を1メートルにつけ、この日9個目となるバーディーを奪った。大会コースレコードに並ぶ「63」のビッグスコアで逆転した。「すごく気持ちいいラウンド。ゴルフの神様が味方してくれた」と笑顔で喜んだ。

 「とにかく伸ばすだけ。トップ10に入れたらいいな」と晴天の下、5打差を追いスタート。9番から12番まで4連続バーディーを重ねるなど「自分がしっかり伸ばさないと。それで優勝できなければ、仕方ないと思った」と振り返った。

 「空回りをビビらずにやらないといけない」と自らに言い聞かせ、昨年11月、今年5月、今回と3勝全てを逆転で手にした。「まだまだ上位で戦えるように。優勝目指してやりたい」と、さらなる活躍を見据えた。

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