石川遼は通算2アンダーでホールアウト「なんとか2ボギーに抑えられた」


1番、ティーショットを放つ石川遼

1番、ティーショットを放つ石川遼

◆男子プロゴルフツアー パナソニックオープン第2日(24日、京都・城陽CC=6967ヤード、パー72)

 第2ラウンドが行われ、6打差の48位で出た石川遼(カシオ)は3バーディー、2ボギーの71で回り、通算2アンダーでホールアウトした。

 距離は短いが、フェアウェーが狭い難関コース。6打差で出たこの日はショットで「苦しかった」というが、冷静に4つのパー5のうち3度ドライバーを握らない選択をし、スコアメイクに集中した。「両サイドがすぐOBなので、相当難しいコースだと感じる。パーをキープし続けるのが難しいコースだけど、なんとか2ボギーに抑えられた。うまく攻め切れていないホールもあるけど(気持ちは)切れずにやることはできている。結果に関してはしょうがないので、やるべきことが崩れないようにやりたい」と淡々と振り返った。

 1番パー5(575ヤード)では第1打をドライバーでフェアウェーへ。2打目でグリーン手前まで運んでバーディーでスタートさせた。4番パー3は第1打を8アイアンで引っかけてグリーン左奧にこぼした。3メートルを沈めてパーでしのいだが、その後はアイアンショットで同様のミスが続き、スコアを伸ばしきれなかった。「(4番は)ピンを攻めていいと思ったけど、そこに外れてしまったのが一番の反省。アイアンは苦しかったですね」と悔しそうに話した。

 10月19日からの米下部ツアーの2次予選会(米国)に出場登録した。目標の海外再挑戦を見据え、状態を上げていきたいところだ。決勝ラウンドはドライバーで攻めていくホールを増やす意向を示し「明日以降はチャレンジしたい。うまくいけば、イーグルチャンスにもつけられると思うので」。週末は攻め方を変え、上位をうかがう。

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