渋野日向子、涙の復活V「最近の自分なら19年の自分を超えられると」…4人POを制し1年11か月ぶり国内5勝目


プレーオフの末、優勝し涙する渋野

プレーオフの末、優勝し涙する渋野

◆女子プロゴルフツアー スタンレーレディス 最終日(10日、静岡・東名CC=6592ヤード、パー72)

 2打差の5位で出て68と伸ばした渋野日向子が通算10アンダーで並んだ4人によるプレーオフを制し、19年11月の大王製紙エリエールレディス以来の復活Vとなる国内ツアー通算5勝目を飾った。

 首位から出て70で回ったアマチュアの佐藤心結(みゆ、茨城・明秀学園日立高3年)、65の木村彩子、67のペ・ソンウ(韓国)が2位タイとなった。

 18番パー5で行われたPO1ホール(H)目は、渋野、ペ、佐藤の3人がバーディーを奪い、バーディーパットを外した木村が脱落した。

 3人で争われたPO2H目は、渋野が唯一バーディーを奪い、ペのバーディーパットが外れて優勝が決まった瞬間、涙を流した。

 渋野日向子「最後まで自分らしくプレーできた。正直、2019年の自分を超えることは難しいんじゃないのかと、去年思って、ずっとなんだかんだ試合をやり続けて、という感じだった。ここ最近の自分なら、2019年の自分を超えられるんじゃないかと、ちょっとずつ自信を持てるようになってきた」

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