シャフト界に「キング」登場!シャフトラボ新商品の発表会に潜入


稲見萌寧選手&金谷拓実選手も使用する「ATTAS」シリーズ

 どうも、GOLF報知に4月からお手伝い係として会議に参加している新米ゴルファーです。現在はビジネス関連の部で働いているわけですが、過去のキャリアは編集系が主。そんな事情もあってGOLF報知編集にもほんの少しだけ携わっております。編集長のK氏には部署が違うものの、いろいろと仕事面でサポートしていただいている次第。「コラム書いてくれよ。いつも仕事で面倒見てるよなあ」と編集長・K氏が小生に一言。隣で鎮座しながらやり取りを聞くGOLF報知の重鎮・K氏。なるほど、これがGOLF報知の誇る「鬼のKKコンビ」か(仕事の鬼、という意味です、ハイ)などと実感しつつ、タイミングよく株式会社シャフトラボUSTMamiya事業本部の平石護営業部次長から「新作の発表会がありますよ」と連絡をいただいたわけで。東京五輪銀メダリスト・稲見萌寧選手や若手の有望株・金谷拓実選手も使用している「ATTAS」シリーズの新作です。シャフトを語れる立場でないことは百も承知の上、参加させていただきました。

 

ロゴが超印象的!第13代目のATTASは「キング」です

 10月6日、都内シャフトラボ本社。フィッティングも行われているこの場所で、各メディアの日時をずらして発表会。コロナ予防として1枠(1時間)で2人。今後はこうしたスタイルが主流になっていくんですかねえ。受付でさわやかなシャフトラボ社員から新商品「ATTAS KING(アッタスキング)」の資料を受け取る。「あとはこのシールをお渡しします。アッタスキングのロゴシールです。非売品ですよ、これ」。うおおー、非売品か!しかもデザイン、めっちゃイケてるじゃん!と興奮した直後に「あ、今だけですけどね。非売品なのは。そのうち販売します」と受付の彼。してやったりの笑顔。いきなりユーモア満載のジャブをかましてくるこの会社、面白いなあ。なんだか楽しい発表会になりそうだ。だまされたのに気分は悪くない。
 発表会に出席するもうお一人がまだ来られていないということもあり、先に関係者とご挨拶。尾和克彦代表取締役、事業本部営業部の石川峻氏。「平石さんは本日外出でして…」。いろいろ多忙みたいですね、平石氏。そしてPRを担当するアイアンシェルの甲斐哲平代表。どうやら弊社のゴルフ関連担当のM氏とお知り合いのようです。みなさんと雑談に花を咲かせつつ、新商品発売日の話に。「発売日は11月12日です。新商品名はアッタスキング。11、12、13ですね。覚えやすいでしょ?」と尾和代表。「ええ~、そうだったんですか。発売日の理由って」と石川氏。得意げな尾和代表。この会社、みなさん仲がよろしくて温かいわ。代表と社員の距離も近そうだし、こういう環境が斬新な発想を生んでいくんだろうなあ、と勝手に思ったりして。
 その後、やれ野球の話やらで盛り上がったところで「お待たせしました!」と日焼けした長身イケメンが登場。こちらもすかさず名刺交換。エイティーンの今野一哉代表。今回、一緒に発表会に参加する今野氏、いろいろ調べると26歳でプロ宣言、現在はジュニアゴルファーの育成に力を注いでいるという。19年には東京・江戸川区に「キッズゴルフクラブ」をオープン。プロゴルファーがジュニアを育成するために教室を開くのは、日本で初かもしれないですねえ。あまり聞いたことがない。それにしても脚が長い。これは絵になりますわ。比べられるのが辛いねえ。なんで発表会、2人なのよ。コロナめ…。

シャフトラボ本社には「キングマーク」のポスターがズラリ

メディア向けに配られた資料。右上が「現・非売品」のロゴシールです


今野氏も大絶賛!「狙ったドローを打てる」

 で、発表会のスタート。ここでまた受付の彼が登場。「15分ほどの動画が流れます。眠くなると思いますが、聞いてください」。彼、いちいちブラックなジョークを飛ばすな。実に面白い。名刺交換しときゃよかった。動画ではアッタスキングの特徴「初代ATTAS以来の4軸シート採用」「シリーズ初の先調子」による、「つかまりやすさ&振りやすさ」をわかりやすく説明。最近は販売店から「フィッティングの結果が分かりにくい」という声も多いそうで、このアッタスキングは効果がすぐに実感できるというわけ。説明は続き、動画の音声が最後に一言。「ご静聴いただき…(せーの)アッターーーース!!!」。
 シーン…。これは…つまり「ありがとうございます」「あざーっす」「アッタース」なんだろうな。果たしてうまいのかどうなのか…うまくはないような…考案者は「受付の彼」なのかな、やっぱり。平石氏に今度聞いてみよう。
 そして試打会タイム。いやいや、私シャフトの違いわかるレベルじゃないって。てなわけで今野氏の試打を撮影する係となりました。さすがプロの打音。すげえな、音が。300ヤード超もあり、とにかくパンパンとドロー気味の打球を連発。「うん、つかまるね。狙ったドローが打てるねえ」と今野氏も満足げ。「先調子は手元が不安定で好きではないんですが。これは大丈夫ですね。気持ちよかったです。安定あるつかまり。ええ、これはまさに『キング』ですよ」と見事なコメント力で性能を絶賛してくれました。今野氏のジュニアスクールもいつか紹介したいものです。
 そのあとも石川氏や他スタッフと雑談。この「キングロゴ」がとにかく印象的で、思わず製作した会社の名前まで聞いてしまった。「実はロゴシールだけでなく、シャツとかも販売する予定なんですよ」と石川氏。わざわざ試作品まで倉庫から引っ張り出していただいたので、写真をパシャリ。メディア対応含め、いろいろと距離が近くて新米ゴルファーとしてホッと一安心の発表会でした。

 

締めの一言は…やっぱりこれでしょ!ゴルフ流行語に是非!

 なかなか商品の詳細を紹介できずに終わってしまいましたが…「ATTAS KING」の性能は紙面でも掲載予定。こちらは11月13日(土)、「キングの日」に掲載しますので、ぜひスポーツ報知を手に取ってくださいませ。 最後に尾和代表を筆頭としたシャフトラボ社員、PR担当の甲斐氏、撮影モデルを担当していただいた今野代表に改めてこの場でお礼を言わせてください。さあ、読者の皆さんもご一緒に。

 せーの、アッターーーース!(って結構気に入ってるんじゃねえか、オイ笑)

 

各クラブメーカーにキングのシャフト。試打できますよ~

今野氏の「ナイスショット!」。つかまってますなあ~


別角度から。絵になる方ですね、ホントに

度アップ写真。しっかり「キングロゴ」つけてます


試作品の「キングシャツ」。こちらは女性用です