◆女子プロゴルフツアー ▽樋口久子・三菱電機レディス 最終日(31日、埼玉・武蔵丘GC=6650ヤード、パー72)
時折、雨の落ちる曇天の下で最終ラウンドが終了した。渋野日向子が通算9アンダーで並んだぺ・ソンウ(大和地所)=韓国=とのプレーオフを1ホール目で制し、スタンレーレディス以来の今季2勝目&ツアー通算6勝目をつかんだ。
首位タイで出て5バーディー、3ボギーの70をマーク。最終18番で2オン2パットのバーディーを奪い、ボギーとしたぺに並んだ。18番パー5で行われたプレーオフもピン右手前に2オンに成功して、2892人の大観衆の見守る中で4Mのイーグルパットを沈めて右手を突き上げた。ぺとの最終日最終組でのマッチレースをプレーオフ1ホール目で制した。
賞金ランク2位でツアー史上3人目の3週連続優勝に挑んだ古江彩佳、菅沼菜々が6アンダーの3位だった。アマチュアの清本美波(誉高1年)は、イーブンパーの18位でローアマチュアを獲得した。
賞金総額8000万円(優勝賞金1440万円)で1日3000人上限の有観客開催。3日間54ホールで争われた。