賞金ランク1位のC・キム(米国)は同2位の木下稜介、同3位の金谷拓実と賞金王の座をかけて初日同組対決


練習ラウンド中に笑顔で話す(左から)金谷拓実、中島啓太(カメラ・山崎 賢人)

練習ラウンド中に笑顔で話す(左から)金谷拓実、中島啓太(カメラ・山崎 賢人)

◆男子プロゴルフツアー 最終戦メジャー 日本シリーズJTカップ 指定練習日(30日、東京・東京よみうりCC=7023ヤード、パー70、報知新聞社主催)

 2020―21年シーズン最終戦のメジャーの第1ラウンド(12月2日)の組み合わせが発表された。

 約1239万円差の賞金ランク1位で昨年大会覇者のチャン・キム(米国)は、同2位の木下稜介、同3位の金谷拓実と予選ラウンド同じ最終組に入った。12月2日の初日は午前10時30分に1番からティーオフする。

 賞金ランク4位の星野陸也は同5位の稲森佑貴、前週大会を制した堀川未来夢と同じ組となった。賞金王争いは、キムから賞金ランク5位の稲森までが可能性を残している。木下は優勝(賞金4000万円)または単独2位(賞金1500万円)で逆転、金谷(約1644万円差)と星野(約2356万円差)、稲森(約3662万円差)は今大会優勝が逆転賞金王への最低条件で、キムの順位次第となっている。

 9月のパナソニックオーオープンを制して、大会史上3人目のアマチュア出場となる中島啓太(日体大3年)はジュビック・パグンサン(フィリピン)、古川雄大の初出場3人で同じ組となった。午前9時に1番スタートの第1組に入った。

 今大会最年長の48歳で大会歴代3番目となる22度目の出場となった通算31勝・片山晋呉は、上井邦裕、阿久津未来也と同組となった。13年&17年大会王者の宮里優作は、ツアー1勝の池村寛世、トッド・ペク(米国)と同じグルーピング。時松隆光選手会長はともに初出場の大岩龍一、杉山知靖と同じ組。13年連続出場の池田勇太は昨年大会2位の岩田寛、通算3勝の浅地洋佑と同組で回る。

 賞金総額1億3000万円(優勝賞金4000万円)で2日から4日間、30選手が参加して感染症対策のため、一般のチケット販売は各日2000枚までの2年ぶりの有観客で開催される。昨年に引き続き感染症対策のため、恒例の開会式は行わない。

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