「ゴルフ天才少女」須藤弥勒がそろばんで群馬県10位と健闘


須藤弥勒は群馬県の小学生そろばん大会で10位と健闘

須藤弥勒は群馬県の小学生そろばん大会で10位と健闘

 今年7月のキッズ世界選手権で優勝し、世界ジュニアメジャー4勝目を挙げた「ゴルフ天才少女」須藤弥勒が、全国珠算教育連盟群馬支部で行われた「小学生個人総合競技の部」で参加200人中10位と健闘した。30日、スポーツ報知の取材に対し、弥勒は「勉強とゴルフの両立は大変ですけど、これからも頑張ります。暗算が得意になりましたので、第2打でピンまでの残り距離の計算がすぐにできる。とても、ゴルフに役立っています」と前向きに話した。

 現在、小学校4年生の弥勒は、多くの小学生とは大きく異なる生活を送っている。一週間のうち5日は、ゴルフの練習環境が整った茨城県内で父・憲一さんと暮らし、母・みゆきさん、兄、弟が暮らす群馬県内の自宅に戻るのは2日だけ。その2日間、地元の小学校に行き、その放課後にそろばん塾に通う。あくまで中心はゴルフ。茨城にいる間は、東大出身の憲一さんが勉強を教えている。異例の生活について、母・みゆきさんは「いつ、やめてもいい」と話すが、弥勒自身が望み、ゴルフ漬けの日々を送っている。

 「2032年のブリスベン五輪で金メダル獲得を目指します」。常識外の目標に向けて、弥勒は常識外の生活を続ける。

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