女子ゴルフ安田祐香が「22年は初戦から優勝争いを目指す」 地元・神戸で一日警察署長


生田署の一日警察署長を務める安田祐香 (カメラ・豊田 秀一)

生田署の一日警察署長を務める安田祐香 (カメラ・豊田 秀一)

 女子プロゴルファーの安田祐香(20)=NEC=が20日、出身地である神戸市の生田警察署で一日警察署長を務めた。

 初の一日署長体験で、黒の制服に着替えた安田は「思った以上に上着が重たくて格好良かったです」と少し驚いた表情。生田署員を前に「私は神戸で生まれて育った。この街が大好きです。安心して暮らせるのも警察の皆さんのおかげです」とあいさつした。

 その後は近くの三宮センター街へ移動し、母校・滝川二高の吹奏楽部員約80人とともにパレードに参加。「年末特別警戒実施中」と書かれた横断幕を手に行進した。

 「年末は犯罪が多くなる。交通違反もそう。自分も気をつけて、警察の方々の仕事が少しでも減るように…」と安田。今季は左腕の故障で一時欠場するなど不本意なシーズンだったが、今月行われた最終予選会(ファイナルQT)で20位に入り、来季のツアー前半戦の出場資格を確保した。同じ“ミレニアム世代”で、既に優勝経験がある古江彩佳、西村優菜、吉田優利らを追う立場だけに「(来季のツアー)前半戦は出られるようになったので、初戦から優勝争いをして、前半戦での優勝を目指します」とスタートダッシュを宣言。故障しない体作りをテーマに「オフは地元で(強度を上げて)トレーニングします。あと、体重がなかなか増えない。おなかがいっぱいでも朝からしっかりゴハンを食べて、3キロくらいは体重を増やしたい」と話していた。

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