日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)は21日、都内ホテルで年間表彰式「JLPGAアワード2020―21」を開催した。
西郷真央(大東建託)は敢闘賞と特別賞をダブル受賞した。ルーキーとして臨んだ今季は50試合の出場で、トップ10入りが21回(4位)、2位が7回。優勝には手が届かなかったが、約1億7900万円を稼ぎ、賞金ランク4位と活躍した。今月の日立3ツアーズ選手権ではJLPGAチームの優勝に貢献し、大会MVPに輝いた。
姉が成人式で着たというピンクの着物姿で登場した西郷は「1年目でこのような舞台に立つことができてすごく光栄です。様々な経験ができた、1シーズンになった」とうれしそうに話した。
初優勝の期待がかかる来季に向けては「初優勝と複数回優勝をして、強い選手になれるように。このオフが大事になるので、気を引き締めてしっかり開幕に向けて準備できるように」と意気込んだ。師匠の尾崎将司からはシーズン後に褒められたそうだが、「ここで終わらすなよ、という意味もあると思う。結果で恩返しできるように」と、さらなる飛躍を誓った。