来季前半戦のレギュラーツアー出場権をかけた12月の最終予選会は、通算5オーバーの52位でした。72位だった前回よりも、来年はレギュラーで出られる試合数は増えそうです。4日間大会3週連続はハードでしたが、たくさんの経験や自信も手にできました。
コロナ下で迎えた21年は、主戦場だった下部のステップアップツアーは3位だった最終戦を含めて出場全8試合で予選を通りました。レギュラーは11試合でしたがステップも含めた有観客の試合は、全て予選を通れたのが今年の私の一番良いところでしたね。応援しに来て下さったファンの方々を、最終日まで連れて行けたことは良かったです。
男子ツアー最終戦のメジャー、日本シリーズJTカップを今月、2年ぶりに観戦に行きました。最終日に木下稜介さん(30)、今平周吾さん(29)、香妻陣一朗君(27)の組について歩きました。男子はやはり違うなと感じましたね。スイングスピードがすごく速いのに、軌道が全くぶれないところがすごい。勉強になりましたし、ゴルフツアーの観戦が今年初めてだったので、楽しかったですね。
今月はお仕事で計21ラウンドしました。今オフは1月に1週間、北海道に帰ります。スノーボードするのが楽しみです。年に1回の一番楽しみな1週間。そして、2月には三觜(みつはし)喜一コーチ(47)の合宿に参加します。22年はステップアップで優勝か、レギュラーでのポイントランクの資格で最終予選会から行くのが目標です。北海道の皆様、読者の皆さん、今年もお世話になりました。来年も宜しくお願いします!(女子プロゴルファー)
◆藤田 光里(ふじた・ひかり)1994年9月26日、札幌市生まれ。27歳。3歳で父の故・孝幸氏の教えでゴルフを始め、西岡中3年から北海道女子アマチュア5連覇。飛鳥未来高卒。13年にプロテスト合格。14年賞金ランク38位、15年はフジサンケイレディスで初優勝して同18位。17~21年は賞金シード入りを逃した。165センチ、56キロ。家族は母と妹、弟。ゼビオホールディングス所属。