首位発進の畑岡奈紗「パッティングで全体的なリズムがつくれた」


畑岡奈紗

畑岡奈紗

◆米女子プロゴルフツアー ドライブオン選手権 第1日(3日、米フロリダ州クラウンコロニーCC=6526ヤード、パー72)

 畑岡奈紗(アビームコンサルティング)が8バーディー、1ボギーの7アンダー、65でマリーナ・アレックス(米国)と並んで首位発進した。

 開幕2戦はそれぞれ18位、20位としていた畑岡は10番から出ると、前半で3つ伸ばした。17番パー3ではティーショットを1メートル強につけ、これを沈めると、18番では6メートルのバーディーパットをねじ込んだ。

 後半開始の1番でグリーンを外したが、第3打をピンそばに寄せてパーセーブ。2番では5メートル、4番ではカラーから約8メートルの長いバーディーパットを沈めた。パー5の5番、9番はともに2オンに成功し、着実にスコアを伸ばした。全体を通してフェアウェーを外したのは1度だけと、安定したプレーで65をマークした。

 ホールアウト後は「今日はショットはいまいちな部分もあったが、パッティングで全体的なリズムがつくれた。(パットは)昨日、コーチと話して、ルーチンを大事に今週はやろうと心掛けていた。技術的に変えたというよりは打つまでの準備を大事してやりました」と振り返った。風の中でのラウンドにも「スタートの時は、今日は吹かずに済むのかなと思ったけど、後半にかけてコース内はほとんど吹き抜けているので、すごく風の影響は気にしながらやっていた。うまくできた」と冷静に対応した。

 2日目に向けて「まだ修正点はあるけど、その中で今日は7アンダー出せて、少しは自信になったので明日以降も頑張りたい」と意気込んだ。

 古江彩佳(富士通)は2アンダーの34位。笹生優花(ICTSI)は5オーバーの115位となった。

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