日本女子プロゴルフ協会や大会主催者は10日、女子プロゴルフツアーの開幕戦、ダイキンオーキッドレディス(3月3~6日、沖縄・琉球GC)を1日3000人目安の有観客で開催することを発表した。
同大会事務局は、昨年大会で1000人の有観客開催を実施して以降、他の大会でも有観客開催が定着したことなども考慮して決めた。ファンと選手が間近で一体となり、白熱する瞬間を作り上げることがプロスポーツの醍醐味であり、スポーツの盛り上げにつなげたいとの思いから「沖縄県のイベント開催に関するガイドライン」「日本国内プロゴルフトーナメントにおける新型コロナ感染症対策に関するガイドライン」を踏まえ、感染防止対策を強化するという。
22年大会の観客には、検温やコース内でのマスク着用の協力を求め、クラブハウスや会場内に消毒液や空気清浄機も設置するなど感染防止対策を徹底する。選手、キャディー、ボランティアや関係者にはPCR検査を大会前だけでなく、大会期間中も必要に応じて実施するという。
一方で今後も、新型コロナウイルス感染症の状況によっては、大会開催の可否も含めて変更する可能性はあるという。21年大会は1日上限1000人で約1年3か月ぶりの有観客開催で、小祝さくらが最終日逆転でツアー通算3勝目を挙げた。