国内女子プロゴルフツアーで昨季賞金ランク4位で初の賞金シードを獲得した西郷真央が1日、精密機器大手の島津製作所(本社・京都市)との所属契約締結を発表した。22年開幕戦のダイキンオーキッドレディス(3日開幕・琉球GC)からはヘッドギアの左つば、ウェアの右袖とキャディーバッグに同社のロゴマークが入るという。西郷は昨年から同社とスポンサー契約を結んでいた。
今季中のツアー初優勝が待望される20歳のショットメーカー、西郷は同社を通じて以下のコメントを発表した。
「この度は、創業145年以上の島津製作所の所属選手として契約いただけることになり、本当にうれしく感謝の気持ちでいっぱいです。
今シーズンの初戦『ダイキンオーキッドレディスゴルフトーナメント』から、島津製作所とともに世界を目指し、昨シーズン以上の成績および初優勝を目指して頑張ります。
失敗を恐れず、チャレンジを続けて、強いゴルファーになるよう頑張っていきたいと思います」。
◆西郷 真央(さいごう・まお)2001年10月8日、千葉・船橋市生まれ。20歳。5歳でゴルフを始め、14年全国小学校選手権優勝。父が尾崎将司の大ファンで、麗沢高時代に弟子入りし、ジャンボアカデミー1期生となる。19年日本女子アマ優勝。同年11月のプロテストに一発合格。ルーキーシーズンの20―21年に未勝利ながら精度の高いショットを武器に賞金ランク5位に躍進。日本ウェルネススポーツ大在学中。憧れの選手は通算50勝の不動裕理。158センチ。家族は両親と姉。