西郷真央が66 史上3人目の初優勝から2週連続優勝へ1差2位に浮上


7番、ティーショットを放つ西郷真央

7番、ティーショットを放つ西郷真央

◆女子プロゴルフツアー ▽明治安田生命レディス 第2日(12日、高知・土佐CC=6228ヤード、パー72)

 12位から出た、西郷真央(島津製作所)は6バーディー、ボギーなしでこの日ベストスコアの66をマーク。通算9アンダーとし、首位と1打差の2位に浮上した。初優勝から2週連続優勝なら、1988年のツアー制施行後では90年の西田智慧子、2005年の表純子に続く史上3人目の記録達成となる。

 前週の開幕戦ダイキンオーキッドレディスに続き、ショットとパットが好調な西郷は前後半に3バーディーずつを重ね、順調にスコアを伸ばした。「前半はカラーから入るなどラッキーもあった。後半はティーショットも安定して、大きなミスなくプレーできて良かった」とうなずいた。

 前年大会では予選落ちしていたが「去年のことはとくに気にせずプレーできた」と平然。開幕からの連続優勝に向け「まず目の前のやるべきことに集中して、結果が付いてきてくれたらいい」と強調した。

 師匠の尾崎将司からは、初優勝を報告した際に「2勝目も頼むぞ」と激励を受けており、「素晴らしい環境で練習させていただいている。結果で恩返しできたらいい」と20歳のまな弟子は決意を新たにした。

 ◆初優勝からの2週連続優勝 西田智慧子(1990年・宝インビテーショナル、富士通レディース)、表純子(2005年・シャトレーゼクイーンズカップ、スタンレーレディス)の2例。他に「プロ」初優勝からの2週連続Vでは、畑岡奈紗が17年ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープン、日本女子オープンで達成した。(※畑岡はアマ時代の16年に日本女子オープンで優勝)

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