小祝さくら
◆女子プロゴルフツアー ＫＫＴ杯バンテリンレディス 指定練習日（１４日、熊本・熊本空港ＣＣ＝６４９９ヤード、パー７２）
ツアー通算６勝の小祝さくら（ニトリ）が９ホールの練習ラウンドで調整。前週の富士フィルム・スタジオアリス女子オープンはショットが本調子ではなく予選落ちを喫したが、「フォローが大きくなりすぎていたのを修正した」というパッティングには手応えがあったという。今週の戦いに向けては「しっかり攻めのゴルフをして、まずは初日をいい位置で終えられたら」と気持ちを高めた。
大会初日の１５日に２４歳の誕生日を迎える。「２４歳の目標はあんまりないですね…毎年すぐに終わっていくので」と淡々と口を開き「（特別な感じは）そうですね…年末のオフの方がゆっくりできるから」と２３歳最終日も“小祝節”がさく裂。「今欲しいものは、（ショットの）距離を測るやつ（＝器機）なんですけど、成績が出てから（自分で）買いたいと思います」と話した。
出場資格を持つ６月の海外メジャー、全米女子オープン（米ノースカロライナ州パインニードルズロッジ＆ＧＣ）については「出ます」と出場を明言。小祝にとっては２０年１２月の同大会（予選落ち）以来のメジャー挑戦となる。また、今大会で８８年のツアー制施行後、歴代４位の１３６試合連続出場となるが、全米女子オープンに参戦のため、同時期に開催される日本ツアー、リシャールミル・ヨネックスレディス（新潟）から２戦は欠場の予定。１８年のツアー本格参戦１年目からの連続試合出場記録は途切れる見通し。「出たかったんですけど、しょうがないです」と語った。
昨年は２位に入っている今大会。今季は３月のアクサレディスの５位が最高といまひとつ足踏みしている様子だが、“バースデーウィーク”から上昇気流に乗る。