２番、ティーショットを放つ石川航（カメラ・馬場 秀則）
◆男子プロゴルフツアー 関西オープン 第１日（１４日、兵庫・よみうりＣＣ＝７１８０ヤード、パー７１）
今大会でプロデビューを果たした石川航（フリー）は２バーディー、８ボギー、２ダブルボギーの８１でまわり、プロとしての初日は１０オーバーのホロ苦デビューとなった。
昨年１２月６日にプロ転向を宣言しており、今春に日体大を卒業後、プロとしてのツアー初戦。最初の１番でティーショットをいきなり右にＯＢして、ボギー発進。その後もショットが安定せずに、スコアを伸ばせなかった。石川航はアマチュア時代にもレギュラーツアーには１０度の出場経験があり、「（プロデビューだからという）特別なものはなく、緊張は特になかった。ただ（ツアー）特有のプレッシャーを毎回感じるところがある。コースも難しかったし（重圧は）コースからも感じるし、周りの選手の中で、すごく実力で負けている認識があり、焦りみたいなところがある」と精神面のコントロールに苦しんだ様子だった。
厳しいスタートにはなったが、第２日に気持ちを切り替えた。「スコア的にはすごく残念だったが、自分のプレーをできればもっといいスコアで回れると思う。しっかりスコアにこだわって、最後までプレーできれば。（第２日は）パープレーか、アンダープレーを目標にして頑張りたい」と意欲を示した。