西村優菜、14番イーグルで2位発進「100点満点のショットが打てた」


17番、ティーショットを放つ西村優菜 (カメラ・豊田 秀一)

17番、ティーショットを放つ西村優菜 (カメラ・豊田 秀一)

◆女子プロゴルフツアー KKT杯バンテリンレディス 第1日(15日、熊本・熊本空港CC=6499ヤード、パー72)

 第1ラウンドが行われ、ツアー通算4勝の西村優菜(スターツ)が1イーグル、3バーディー、ボギーなしの67をマーク。5アンダーで今季自己最高タイの1打差2位と好発進を切った。「(フェアウェーの両サイドに木があり)ティーショットのターゲットの絞りがすごく難しいコース。たくさんラッキーもあったし、いい流れでゴルフができました。ノーボギーでラウンドできて良かった」と声を弾ませた。

 14番パー4では“スーパーイーグル”でギャラリーを興奮させた。残り140ヤードの第2打で7アイアンを振り抜くと、球はピンやや手前で弾んでそのまま転がってカップイン。直後は自身でも驚いた様子で右手で口を覆った。「7アイアンでいい距離かなと思って打って、思った通りの100点満点のショットが打てた。(ピンに)ついてくれればいいなと思ったら、ボールが消えました」と笑顔で振り返った。

 ルーキーイヤーの昨季はメジャーを含む4勝を挙げ、ツアーの中心選手となった。「複数回優勝」を掲げる今季は開幕戦のダイキンオーキッドレディスで3位、Tポイント×ENEOSで2位に入り、優勝争いを演じたが、ここ3戦はトップ10がなく「悩んでいたところもありました」。それでも難コースの攻略は「いろいろ考えないといけないので、そういう意味では好きかも」とニヤリ。まずは今季初勝利へ、連日「60台」クリアに集中する。

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