石川遼“大逆転V”ならずも「前に進めている」2バーディー、ノーボギー通算8アンダーで今季最高7位


石川遼

石川遼

◆日本男子プロゴルフツアー 中日クラウンズ 最終日(1日、愛知・名古屋GC和合C=6557ヤード、パー70)

 6アンダー11位から出た石川遼(カシオ)は2バーディー、ノーボギーで回り、通算8アンダーで今季最高の7位に入った。

 前半の6、9番でバーディーを挙げたが、後半は我慢の展開。途中から降り出した雨も強まる中、スコアの変動はないままホールアウトした。石川は「バーディーの数より、ボギーを最小限にしていきたいと常に思っている。それが難しいけど、このコンディションで2日間(ボギーなし)。ティーショットで大きなミスがなくなってきたので、それもあるんだと思う」と手応えをにじませた。

 首位と5打差で、大逆転も視界に入る中での最終日に「緊張感はあったけど、判断ミスにつながることはなかった」と充実の表情も。現在は長期的視野で「先行投資」と位置づける取り組みの最中だが、その中で今季2度目の決勝ラウンドで4日間を戦い抜き、「前に進めていると思うし、収穫はあった。ただ、油断をしちゃいけない感じもあって、まだまだかなと思う」と慎重に先を見据えた。

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