女子プロゴルフ今季メジャー初戦の最終日がスタート 母の日にピンクや赤のウェアを着た選手が雄姿を披露


横峯さくら

横峯さくら

◆日本女子プロゴルフツアー メジャー初戦 ワールドレディスサロンパスカップ 最終日(8日、茨城GC西C=6680ヤード、パー72、報知新聞社後援)

 今季国内メジャー初戦の最終ラウンドが青空の下、スタートしている。3年ぶりの有観客開催で朝早くから大勢のギャラリーが、各ホールを取り囲んでいる。最終日は毎年恒例の「母の日」で、多くの選手たちが赤やピンク色といったウェアに身を包んで華やかなプレーを披露している。

 ピンク色のウェアを着た阿部美悠(フリー)は6番までに3バーディーを奪い、順位を上げている。通算3勝の穴井詩(ゴルフ5)は1番で第2打をピンそばにつけて、バーディーで発進している。通算17勝の上田桃子(ZOZO)はピンク色のキャップをかぶり、母・八重子さんの前で雄姿を見せている。一児の母でもある通算23勝の横峯さくら(エプソン)は、前半1つ伸ばして後半をプレー中。同じくママさん選手の大西葵(YKK AP)は、今大会は夫の男子プロゴルファー・伊藤有志をキャディーに起用して二人三脚で戦っている。

 ツアー1勝で20歳の山下美夢有(加賀電子)が初日から首位を守り、通算11アンダーで6打差の単独首位に立っている。21世紀生まれの選手がメジャーを制すれば、国内男女ツアーを通じて初となる。賞金総額は1億2000万円で優勝賞金2400万円。

最新のカテゴリー記事