◆米男子プロゴルフツアー メジャー第2戦 全米プロ選手権 第2日(20日、米オクラホマ州サザンヒルズCC=7556ヤード、パー70)
56位で出た松山英樹(LEXUS)は2バーディー、4ボギーの72とスコアを落としたが、カットライン上の通算4オーバー64位にとどまり、初出場の2013年から10年連続10度目の決勝ラウンド進出を果たした。
この日の18ホールについて「いいショットいいパットがともに1回ずつしかなかったので。まあ、この結果になってもしかたないかなという感じですね」と振り返った。松山いわく「1回しかなかったいいショット」というのが3番の第2打だった。残り150ヤードを60センチに突き刺し、バーディーを奪った。
第1ラウンドに比べると、フェアウェーキープ率は50%から71・43%に上昇した。後半はバーディーチャンスが続いたが、決めきれなかった。17番では入ったと思われた3メートルのバーディーパットが、カップに蹴られ、最後まで流れをつかめず。18番はグリーン奥からのアプローチがショートし、ボギーとなった。
前週のAT&Tバイロン・ネルソンでは、最終日に62をマークし3位に食い込んだ。好調を維持したままの予選ラウンドとはいかなかったが、まだ2日残っている。「先週から比べたら、こんなに落ちるんだっていう感じがある。まずは自分の状態を2日間でどこまで上げれるかで、順位もかなり上げられると思うので。しっかり準備したい」と反撃を誓った。