松山英樹「いいショットいいパットが1回ずつしかなかった」4オーバー予選通過濃厚


◆米男子プロゴルフツアー メジャー第2戦 全米プロ選手権 第2日(20日、米オクラホマ州サザンヒルズCC=7556ヤード、パー70)

 56位で出た松山英樹(LEXUS)は、2バーディー、4ボギーの72とスコアを落とし、カットライン上の通算4オーバーでホールアウトした。「いいショットいいパットがともに1回ずつしかなかったので。まあ、この結果になってもしかたないかなという感じですね」と振り返った。

 1番でティーショットを右に曲げ、ボギー発進となったこの日のラウンド。松山いわく「1回しかなかったいいショット」というのが3番の第2打だった。残り150ヤードを60センチに突き刺し、バーディーを奪った。

 第1ラウンドに比べると、フェアウェーキープ率は50%から71・43%に上昇した。後半はバーディーチャンスが続いたが、決めきれなかった。17番では入ったと思われた3メートルのバーディーパットが、カップに蹴られ、最後まで流れをつかめず。18番はグリーン奥からのアプローチがショートし、ボギーとなった。

 一方で、4メートルを沈めてパーをセーブした14番パー3について「あのパーパットが入ってくれたおかげで、もうボギーを打てないという状況ではなくプレーできた。このまま(予選を)通れば、あのパットが大きかったなと思います」と語った。

 99位で出たタイガー・ウッズ(米国)は69と伸ばし、3オーバーで予選ラウンドを終えた。

 65をマークしたウィル・ザラトリス(米国)が9アンダーで首位。

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