笹生優花、全米女子OP連覇へ「いろんなショットが打てるように準備したい」


全米女子オープンの公式会見に出席した笹生優花(カメラ・岩原 正幸)

全米女子オープンの公式会見に出席した笹生優花(カメラ・岩原 正幸)

 【サザンパインズ(米ノースカロライナ州)31日=岩原正幸】米女子ゴルフのメジャー第2戦、全米女子オープンは2日から4日間、ノースカロライナ州パインニードルズGC(6638ヤード、パー71)で行われる。昨年大会覇者の笹生優花(20)=フリー=が公式会見に出席した。2000&01年、カリー・ウェブ(豪州)以来となる史上8人目の連覇を狙う飛ばし屋は「いいゴルフをして、楽しみたい。いろんなショットが打てるように準備したい」と意気込んだ。

 昨年は畑岡奈紗(23)をプレーオフで下し、19歳11か月17日で08年の朴仁妃(韓国)と並ぶ大会最年少優勝を達成した。今シーズンは1月にトップ10が2回も、その後はショットで苦戦。ただ、3週前の前戦は12位と上り調子で、試合までの期間も「(拠点の)ダラスで練習したり、リラックスモードでした」と強調した。

 主催者によると、賞金総額1000万ドル(約12億8000万円)は女子ゴルフだけでなく、全ての女子スポーツ史上で最高額という。30日には予選ラウンド組み合わせが発表され、笹生は昨年の全米女子アマ優勝のジェンセン・キャッスル(米国)、アンナ・ノードクイスト(スウェーデン)と同組に入った。

最新のカテゴリー記事