西郷真央、師匠ジャンボの言葉を胸に初メジャー「今まで積み重ねてきたことを全部出せるように」


練習ラウンドでティーショットを放つ西郷

練習ラウンドでティーショットを放つ西郷

◆米女子プロゴルフツアー メジャー第2戦 全米女子オープン 練習日(31日、米ノースカロライナ州パインニードルズGC=6638ヤード、パー71)

 今季国内ツアー5勝で、初メジャー出場となる西郷真央(島津製作所)が10ホールの練習ラウンド後に「とにかく試合が始まるのが楽しみ」と試合を心待ちにした。「チャレンジャーとして挑む初のメジャー。得られるものを得たい。守るより、思い切りやりたい。楽しくゴルフができている」と意気込んだ。

 2週前のブリヂストンオープンで5勝目を挙げ、「トレーニングをしたり、ジャンボ邸でも良い練習ができた」と調整は順調。「(米国に)付いた日は睡魔がおそってきたけど、次の日からはすっきり。時差ぼけもほとんどない」と話した。

 海外試合はプロ入り後初で、ジュニア時代に世界ジュニア(米サンディエゴ)出場経験があるくらい。「その時は雰囲気にのまれた。今の方が大人になったかな。慣れるのは早くなっている」と明かした。

 渡米前には師匠・尾崎将司のもとを訪れ、優勝報告も行った。「ミスをカバーして、勝ち取った優勝は今までにない価値がある。そういう積み重ねで自分のステージを上げられるように頑張れよ」と激励された。全米女子オープンに向けては「挑戦したかったメジャーで、しっかり得られるように頑張れよ。今まで積み重ねてきたことを全部出せるように」と金言を授かったという。

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