女子プロゴルフツアーのリシャール・ミルヨネックスレディスは3日から3日間、新潟・ヨネックスCC(6475ヤード、パー72)で開催される。今年からスイスの腕時計ブランドリシャール・ミルが特別協賛となり、大会名が変更された。大会前日の2日、地元・新潟出身の高橋彩華(東芝)は「(地の利は)家から通えるということです」と笑顔で話した。
高橋は昨季まで善戦しながらも、あと一歩で優勝に届かなかった。昨年の今大会も第1日に2位と絶好のスタートを切ったが、最終的に9位にとどまった。しかし、今季の高橋は違う。10度目の最終日最終組となった4月のフジサンケイレディスで念願の初優勝。1998年度生まれの「黄金世代」として11人目の優勝者となり、しかも、今季ここまで賞金ランク2位。急成長を遂げ、故郷に帰ってきた。「(大会への臨み方は)あまり変わっていません。単純に早く2勝目をしたいな、と思います」と意欲を示した。
今季10戦5勝で賞金ランクトップを独走する西郷真央(島津製作所)、前週のリゾートトラストレディスを制した小祝さくら(ニトリ)、米女子ツアーを主戦場とする渋野日向子(サントリー)らは2日開幕の海外メジャー、全米女子オープンに参戦するため、今大会には出場しない。