◆米男子プロゴルフツアー今季メジャー最終戦 全英オープン 最終日(17日、英セントアンドリュース・オールドコース=7313ヤード、パー72)
桂川有人(国際スポーツ振興協会)は55位から出た最終ラウンドを5バーディー、1ダブルボギーの69で回り、通算5アンダーで4日間の戦いを終えた。3番のバーディー直後の4番でダブルボギーをたたいたが、5番から3連続バーディー。14番でもスコアを伸ばした。
16日の第3Rは75で、大きく後退した。5番のダブルボギー、6番のボギーが響き「ちょっとしたことで崩れてしまった」と悔しさをかみしめた。
5番は地面の硬い場所から打った第3打がグリーンに届かず「イメージが狂った」とリズムを乱した。続く第4打をバンカーに打ち込み、痛恨ダボ。「最初のパー5でつまずき、やり直したいと思った」と天を仰いだ。だが、後半に2度、ボギー後にバーディーと意地を見せた。初メジャーの23歳は「いいイメージはあって、いい方向に行けば伸ばせる感覚はある」と、自信を失わずに話していた。