畑岡奈紗は前半9ホールを首位と2打差2アンダーで折り返し 全英女子前哨戦初日


畑岡奈紗

畑岡奈紗

◆米女子プロゴルフツアー スコットランド・オープン 第1日(28日、英ダンドナルド・リンクス=6494ヤード、パー72)

 今季メジャー最終戦、AIG全英女子オープン(8月4日開幕)の前哨戦が海沿いのリンクスコースで開幕した。米ツアー通算6勝の畑岡奈紗(アビームコンサルティング)が日本勢のトップを切って10番からティーオフ。前半を2バーディーの2アンダーで回り、首位と2打差と好位置で後半に突入した。

 鉛色の空の下、からし色のセーターをはおり、飛ばし屋のパティ・タバタナキット(タイ)、チェ・へジン(韓国)と同じ組でのラウンド。午前8時54分(日本時間午後4時54分)に予定通りにスタートした。

 風が弱い絶好の条件の中、世界ランク8位の畑岡は得意のショットでスコアを作った。13番パー4で、アイアンでの第2打をピン左1・5Mにつけた。下りのスライスラインを沈めてバーディーを先行させた。15番パー3は、アイアンでの第1打を傾斜を使ってピン右上1・5Mへと寄せた。冷静に決めて伸ばし、拍手を浴びた。

 日本勢は2019年AIG全英女子オープン覇者の渋野日向子(サントリー)、古江彩佳(富士通)、昨年の全米女子オープン女王の笹生優花(フリー)の米ツアーメンバー4人が出場する。

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