畑岡奈紗は首位と4打差の68でホールアウト 全英女子OP前哨戦初日


畑岡奈紗

畑岡奈紗

 ◆米女子プロゴルフツアー スコットランド・オープン 第1日(28日、英ダンドナルド・リンクス=6494ヤード、パー72)

 今季メジャー最終戦、AIG全英女子オープン(8月4日開幕)の前哨戦が海沿いのリンクスコースで開幕した。米ツアー通算6勝の畑岡奈紗(アビームコンサルティング)が日本勢のトップを切って10番からティーオフ。4バーディー、ボギーなしの4アンダー、68をマーク。首位と4打差の暫定7位と好位置でホールアウトした。

 鉛色の空の下、からし色のセーターをはおり、飛ばし屋のパティ・タバタナキット(タイ)、チェ・へジン(韓国)と同じ組でのラウンド。午前8時54分(日本時間午後4時54分)に予定通りにスタートした。

 風が弱い絶好の条件の中、世界ランク8位の畑岡は得意のショットでスコアを作った。13番パー4で、アイアンでの第2打をピン左1・5Mにつけた。下りのスライスラインを沈めてバーディーを先行させた。15番パー3は、アイアンでの第1打を傾斜を使ってピン右上1・5Mへと寄せた。冷静に決めて伸ばし、拍手を浴びた。後半に入ってもショットの好調を持続した。1番パー4では6Mを沈めてバーディーを先行さ、7番パー4でも伸ばして見せた。

 日本勢は2019年AIG全英女子オープン覇者の渋野日向子(サントリー)、古江彩佳(富士通)、昨年の全米女子オープン女王の笹生優花(フリー)の米ツアーメンバー4人が出場する。

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