香川友
１４歳のアマチュアゴルファー、香川友（とも、千葉県野田市立第一中）のスポンサーに、新たに株式会社イノベーションが加わり、計７社となったことが３１日、分かった。
今年１月からアマ資格の規定改定により、アマチュアゴルファーも無制限でスポンサー収入を得ることが可能になった。そのなかで、身長１７０センチ、９５キロの中学２年生、香川にも続々とオファーが集まっている。今回、イノベーションと新たに所属契約の締結が決まり、今後は同社のロゴ入りキャップ、ウェアなどを着用して大会に出場する。
これまでにＹＯＳＨＵ、釣八、明治安田生命、けんせつパークの４社と所属契約。試合出場時限定のスポンサーも２社あり、これで計７社目となる。
香川は１歳から、父・正宏さんの経営するゴルフ場で競技を始め、ベストスコアは「６２」。２０２０年１０月１３日に、茨城・鉾田市のザ・ロイヤルＧＣで開催された男子ミニツアー「チャリティトーナメント ザ・ロイヤルゴルフクラブ」では７５８５ヤード、パー７２という長いコース設定で５アンダー、６７の驚異的なスコアを記録。小学校６年生ながら優勝したプロと同スコアで、断トツでベストアマに輝き「天才少年」と騒がれた。
今年４月の関西オープンでは、アマチュア予選をトップ通過して、レギュラーツアーデビューを果たした。並み居るプロに交じって初日は１アンダーを記録。２日目に予選通過こそならなかったが、同組で回った倉本昌宏は「素晴らしい感性を持ってる。球も飛ぶし、体も大きく、あいさつもでき、プレーも遅くない。しっかり伸びて欲しい」と期待を込め、エールを送っていた。“大器”の今後に注目だ。