渋野日向子は序盤でショット苦戦も粘り4アンダーで終え「結局、何も考えずに振った方がいいと気づきました」


◆米女子プロゴルフツアー 今季メジャー最終戦 AIG全英女子オープン 第2日(5日、英国・ミュアフィールド・リンクス=6659ヤード、パー71)

 第2ラウンド(R)が行われ、日米両ツアーを通じて初の首位で滑り出した渋野日向子(サントリー)が1バーディー、3ボギーの73と粘り、通算4アンダーでホールアウトした。旗ざおが大きく揺れるほどの強風が吹いた午後のスタートで8バーディーを量産した初日とはうって変わり、序盤でショットがやや乱れたが、好調のパットで何度もパーセーブ。ショットも後半でしっかり立て直し粘り抜いた。ホールアウト後、WOWOWのインタビューに応じ、第2Rを振り返った。

 ―耐えた一日でしたが。

 「本当に今日はパッティングが頑張ってくれたかな。微妙な(距離)のが入ってくれたので、3ボギーで収まったかな。なんとか耐えた一日でした」

 ―10番のパーセーブは。

 「あれは狙いに行くパットではないけど、打ち過ぎてしまって。何をしてるんだと思っていました。返しの3メートルをしっかり決めれたからこそ、9番、10番の流れがすごくその後のショットとかにつながったかなと思います」

 ―打つ時に重心を改善したパットの感触は。

 「全体的にパッティングは3パットしたやつ以外はすごく感じは良かった。あとはラインが合って入ってくれたら、というようなのが多かった。本当にいい状態ではあるかなとは思う」

 ―ショットは後半にかけて良くなった?

 「振れずに右にちょっと行ってしまうのが多かった。逆にセカンドショットは左に引っかけてしまうのがあったので。途中はちょっと試行錯誤しながらでしたけど、結局何も考えずに振った方がいいんだなと最終ホールで気づきました」

 ―予選突破を確実にした。決勝ラウンドに向けて意気込みを。

 「久しぶりの4日間のラウンドなので、しっかり明日からも楽しんで、いい位置で終えれるようにこの2日間を頑張りたいと思います」

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