原英莉花12位から4位に浮上 地元開催も「神奈川って感じがしない(笑い)」


通算7アンダー4位に浮上した原英莉花(カメラ・今西 淳)

通算7アンダー4位に浮上した原英莉花(カメラ・今西 淳)

◆女子プロゴルフツアー CATレディース 第2日(20日、神奈川・大箱根CC=6638ヤード、パー72)

 ツアー通算4勝で今季初優勝を狙う原英莉花(NIPPON EXPRESSホールディングス)が12位から出て、6バーディー、2ボギーの68で回り、通算7アンダーで首位と4打差の4位に浮上した。

 原は前後半に3バーディーずつを奪い、順調にスコアを伸ばした。「ノーボギーを目標にしていたけど、ロング(パー5)でいい感じでバーディーが取れたので伸ばせた。今日はショットの調子がいまいち良くなかったので、パッティングでカバーした」と振り返った。

 今季は5月、ほけんの窓口レディースの5位が最高で唯一のトップ10入りとなっている。現在、腰の状態に関しては「めちゃめちゃ、良いです」と笑顔。7月上旬から8月にかけて3戦連続予選落ちも、前週のNEC軽井沢72で16位と復調気配を見せている。「先週(スイングで)いい感触をつかめて、少しずつ理想に近づいている気がするので前向きに頑張りたい」と意欲的に話した。

 昨年11月の大王製紙エリエールレディス以来の優勝へ、「強気で優勝目指して頑張りたい。状態はだんだん良くなっているので、気持ちを強く持ってやりたい」と気合。地元・神奈川開催には「神奈川って感じしないんですけど」と苦笑しながら、「すごく空気がいいし、山の中なので風が難しいと思うけど、その辺を頑張ってトライできたら」と、最終日に猛チャージを期した。

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