「天才ゴルフ少女」須藤弥勒の夏休み最後の宿題はロングパット ショットは横峯良郎氏の指導で猛練習中


21日のプロパッティングツアーでロングパットに課題を残した須藤弥勒(提供写真)

21日のプロパッティングツアーでロングパットに課題を残した須藤弥勒(提供写真)

 史上初のジュニアゴルフ世界4大メジャーのグランドスラムを達成し「天才少女」と呼ばれる須藤弥勒(11)=ゴルフ5=は22日「夏休み最後の宿題」としてロングパットの距離感を磨くことを挙げた。

 弥勒は21日に栃木・那須小川GCで行われたプロパッティングツアーの第12戦と14戦に出場。グリーン上に設定された18ホール、パー36の争いでロングパットに苦しみ、第12戦が8位、第14戦が18位だった。6~7月にかけて海外遠征するまで、同ツアーの総合ポイントランクで2位につけていたが、久々の参戦で思うような結果を残すことができなかった。

 「私は2メートル以内のパットには絶対的な自信を、3~4メートルのパットはそこそこの自信を持っています。それは地獄のような練習を耐え抜いてきたからです。でも、ロングパットの練習は足りていませんでした。これから夏休みの最後はロングパットの練習に力を入れたいと思います」と冷静に話した。

 父の憲一さんは「弥勒の最大の強みはリカバリーの高さとショートパットを外さないです。ショットの精度も高いので、ほとんどロングパットを打つことはないので、やや、その練習を疎かにしていましたね」と補足説明した。

 パットだけではなくショットもレベルアップを図っている。弥勒は今月13日に、日本女子ツアー通算23勝の横峯さくら(エプソン)の父で元コーチの良郎氏に弟子入り。さくらをはじめ、長女・瑠依、日本男子ツアー2勝の香妻陣一朗、同2勝の池村寛世、同1勝の出水田大二郎、日本女子ツアー1勝の香妻琴乃らを幼少時に指導した良郎氏のもと、スイングを見直し、猛特訓を積んでいる。

 今年1月からアマ資格の規定が大幅に改定され、アマチュアゴルファーも無制限でスポンサー収入を得ることが可能になり、弥勒のもとにはオファーが殺到。その中で「ゴルフ5」と所属契約を結ぶなど、現在、12社・団体のスポンサーを持つ。11歳のジュニアゴルファーながら抜群の注目度がある弥勒は「伝説的なゴルファーになります」と公言する。その大いなる野望に向けて弥勒は充実の夏を過ごしている。

 ◆須藤 弥勒(すとう・みろく)2011年8月6日、群馬・太田市生まれ。11歳。1歳からゴルフを始め、東大出身の父・憲一さんの指導を受ける。17、18年に世界ジュニアゴルフを連覇。20年にマレーシア世界選手権、21年にキッズ世界選手権で優勝。今年6月にジュニア欧州選手権を制し、ジュニアメジャー5勝目。同時に史上初のジュニア4大メジャーのグランドスラムを達成した。現在、ドライバーの飛距離は210~220ヤード。家族は父、元フィギュアスケート選手の母・みゆきさん、兄・桃太郎君、弟・文殊君。145センチ、52キロ。

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