◆女子ゴルフ 世界女子アマチュア選手権 第1日(24日、フランス・ル・ゴルフ・ナショナル=6317ヤード、パー71、ゴルフ・ド・サンノムラ・ブルテッシュ=6160ヤード、パー72)
世界最大のアマチュア対抗戦が2コースで開幕した。全米女子アマ選手権で日本勢37年ぶり2人目の優勝を飾った17歳の馬場咲希(日本ウェルネス高2年)が、快挙後初戦に挑んだ。2024年パリ五輪が開催される「モンスターコース」と表現したル・ゴルフ・ナショナルで1番からティーオフ。3バーディー、4ボギー、1ダブルボギーの74と伸ばせず、3オーバーでホールアウトした。
馬場は1日付でアマチュア日本代表に追加招集され、今回初めて日の丸を背負ってプレーしている。開幕前には「ジャパンのマークが入っているユニフォームを着て、プレーするのが夢だったのでうれしい。チーム戦はやったことがなくて分からなかったけど、みんなで楽しいので、優勝を目指してやりたい」と語っていた。前戦でブレイクしたニューヒロインが再び「世界一」を目指す。
17歳の上田澪空(みく、共立女二高2年)は、2バーディー、2ボギーの71で回り、イーブンパー。昨年のアジアパシフィックアマ選手権を制している橋本美月(東北福祉大2年)は、1イーグル、3バーディー、3ボギー、1トリプルボギーの72で回り、1オーバーで初日のラウンドを終えた。
◇世界女子アマチュアチーム選手権 国際ゴルフ連盟が主催し、2年に一度の開催。1964年に第1回がフランスで行われ、服部道子、宮里藍らが出場してきた。2020年は新型コロナウイルスの影響で中止。前回18年に安田祐香が個人戦で2位、日本女子は団体戦も2位に入った。今大会は各チーム2~3人で構成され、56か国が参加。ストロークプレーの個人戦と各チームで上位2人の成績をその日のチームスコアとし、4日間の合計で争う団体戦が行われる。