上田桃子 松坂大輔氏からの“金言”生きた…ショット不調訴えるも68の3位発進


4アンダーで初日を終えた上田桃子

4アンダーで初日を終えた上田桃子

◆女子プロゴルフツアー ニトリレディス 第1日(25日、北海道・小樽CC=6655ヤード、パー72)

 4月の富士フイルム・スタジオアリス女子オープン以来の今季2勝目を狙う上田桃子(ZOZO)が4バーディー、ボギーなしの68で、首位と3打差の3位につけた。

 ショットが本調子ではないという中で「ドライバーが本当にひどかった。もう80くらい打った気分なんですけど、なんか68で回れたことがビックリな感じです」とラウンドを振り返った。好スコアについては「とにかくこのコースは難しいので、昔よりも小技というかパットで自信を持ってやれているので、ノーボギーで回れた」とうなずいた。

 前日24日のプロアマ戦では元プロ野球投手の松坂大輔氏とラウンドした。以前も会って話したことがあり、「人柄の素晴らしさは知っていました」と上田。「(松坂氏は)野球も淡々とプレーしているイメージがあり、ゴルフも淡々とされている。いろんな状況に対して、変わらず動揺しないのは、どういう風に普段のトレーニングを気をつけているのかを教えてもらった」と明かした。

 松坂氏は「中学の監督が、なるべくそうしろ(動揺するな)という人で自然と身についた」と話したそうで「いろんなことを受け入れる、許容する部分を感じられ、自分も調子の悪さを受け入れながらプレーして今日につながった」と“平成の怪物”とのやり取りを自身のゴルフに生かして満足そうだった。

最新のカテゴリー記事