畑岡奈紗「悔しい気持ちの方が大きい」逆転で初の連覇ならず7位


◆米女子プロゴルフツアー ダナ・オープン 最終日(4日、米オハイオ州ハイランドメドーズGC=6598ヤード、パー71)

 3打差4位から逆転を狙った畑岡奈紗(アビームコンサルティング)が6バーディー、3ボギーの68で回り、通算14アンダー。自身初の大会連覇には4打及ばなかったが、7位に入った。11位から出たガビー・ロペス(メキシコ)が63をたたき出して4打差をひっくり返し、18アンダーでツアー通算3勝目を挙げた。

 昨年大会初日に61を出した好相性コースで、畑岡がツアーで初の連覇に挑んだ。4番、5番で先にボギーをたたいたが、気持ちを切らさなかった。6番で約4メートルを決めると、そこから3連続バーディー。表情がさらに引き締まると、難関の10番、11番はいずれも約2メートルにピタリとつけて連続バーディー。一時、2打差まで迫った。ただ、16番は第1打を左に曲げ、ボギーで一歩後退。だが、パー5の17番はバンカーから3打目を数センチに寄せてバーディーを奪った。

 ホールアウト後のWOWOWのインタビューで「ボギーが先行して途中は苦しい展開でしたが、前半の最後の方からショットが良くなった。ただ、途中の大事なところから伸ばせなかったのが敗因だと思います。(4日間を通して)初日(29位)につまずいてしまって、今日もなかなか伸ばせなかった。やはり4日間を通していいスコアで回らないと勝てないトーナメントだと感じました。悔しい気持ちの方が大きいけど、今週もいい試合はできたと思います」と振り返った。

 18位から出た古江彩佳(富士通)は70で回り、9アンダーで29位だった。46位で出た笹生優花(フリー)は67をマークし、8アンダーの38位で終えた。

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