小祝さくら、20年大会惜敗のリベンジへ68と好発進 ティーショット修正効果で安定「90点くらい」


15番をパーセーブして拍手に応える小祝さくら(カメラ・今西  淳)

15番をパーセーブして拍手に応える小祝さくら(カメラ・今西 淳)

◆女子プロゴルフツアー メジャー第3戦 日本女子オープン 第1日(29日、千葉・紫CCすみれC=6839ヤード、パー72)

 大会6度目出場でツアー通算7勝の小祝さくら(ニトリ)は5バーディー、1ボギーの68で4アンダーで暫定トップタイと好発進した。「ティーショットが安定していたので良かった。100点満点で90点くらい」と笑顔でうなずいた。

 10番スタートで前半に1つ伸ばすと、後半の1番で12メートルを沈めるなど3バーディーを重ねた。20年大会では同学年の原英莉花に競り負け2位も、他の4度は全て予選落ちと「女子オープンへのイメージはあまり良くない」という。これまでは「メジャーだから頑張りたい気持ちが強かった」と分析したが、今回は「メジャーとか考えないでいこうという感じです」と強調した。

 前週(12位)からは、テークバックでオーバースイング気味になる癖を修正したと明かした。「女子オープンに向けて、なじんでいけばいいなと。テークバックの位置を直したことで、ドライバーショットのブレ幅が安定した」と奏功した。

 2日目以降へ「ラフに入れると難しいので、フェアウェーにどれだけ置けるかが勝負になる」と表情を引き締め、「残り10試合を切っているので今季2勝目をしたい。メジャーを取りたい気持ちが強い」と見据えた。

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