石川遼は8アンダー29位 ドライバー良化「来週に向けていい週末だった」


石川遼

石川遼

◆男子プロゴルフツアー 平和PGM選手権 最終日(30日、茨城・PGM石岡GC=7039ヤード、パー70)

 23位で出た石川遼(カシオ)は3バーディー、2ボギーの69で回り、通算8アンダーで29位だった。

 最終18番はグリーン右前のバンカーからの左足上がりの第3打が寄らず。3メートルを沈めてパーをセーブし、観客を沸かせた。「内容も良くなってきたし、週末はドライバーも良かった。初日、2日目で自分なりにうまく調整できていなかったところが、3日目、4日目で良い感じになってきた。来週に向けていい週末だったと思う」と前を向いた。

 予選ラウンドはロングゲームがうまくいかずに、ウェッジとパッティングでバーディーを決めた。逆に決勝ラウンドはドライバーは良くなったが、アイアンやウェッジでうまく寄せきれなかったことが反省点。それでも手応えは感じつつある。4月に同じコースで開催されたISPSハンダ欧州・日本トーナメントは予選落ちだった。「4月の時より内容も良い感じで終えられた。状態としては悪くないので、焦らずにやっていこうと思う」と語った。

 安定したロングゲームの確立を目指し、コツコツと日々の練習を積み上げていく。次週からマイナビABC選手権(兵庫・ABCゴルフクラブ)、三井住友VISA太平洋マスターズ(静岡、太平洋クラブ御殿場C)と優勝経験がある得意コースが続くが、やるべきことは変わらない。「練習でやること、試合でやることを繰り返して、最後まで戦いたい」と口にした。

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