渋野日向子、好物宮崎ギョーザにショック「お持ち帰りしかなくて…悲しい」国内女子ゴルフ今季最終戦


10番、ティーショットを放ち歩き出す渋野日向子 (カメラ・豊田 秀一)

10番、ティーショットを放ち歩き出す渋野日向子 (カメラ・豊田 秀一)

◆女子プロゴルフツアー今季最終戦 メジャー▽JLPGAツアー選手権リコー杯(24日~27日) プロアマ日(23日、宮崎・宮崎CC=6487ヤード、パー72 報知新聞社後援)

 今季から米女子ツアーを主戦場としている渋野日向子(サントリー)が、2年ぶり3回目出場となる今大会に向けてプロアマ戦に参加した。先週、米ツアーの今季最終戦を終えて現地時間21日早朝に離米し、22日夜に宮崎県に到着したばかり。強行軍にも同組メンバーに「ナイスショット!」と声がけするなど“しぶこスマイル”を振りまきながら笑顔でラウンドした。

 終了後の会見で、渋野は「昨日寝て、よう寝たと思って起きたら(午後)11時半。そこから1時間おきに起きて、3時半くらいから全く寝られず今に至ります。さっき、外で日光浴していたら、もう眠いなと」報道陣を笑わせた。

 今季国内ツアーはここまで3戦で予選落ち(ブリヂストンレディス)、9位(樋口久子・三菱電機レディス)、64位(TOTOジャパンクラシック)だが、今大会は2019年に2位、2020年は3位と好相性。当初は出場を見合わせる意向も示していたが、「チーム内や家族で、出場権があるのに出ないのもなあという話をする中で、出場させていただくべきなのではという考えに至りました」と説明。「まずは楽しんでやれたらいいし、内容に対してもしっかりと求めていけたらいいかなと思います」と意気込んだ。

 米ツアー1年目は、ポイントランクで36位につけて来季シード権を獲得。しかし、優勝を手にできなかったこともあってか「ふがいない結果でした」とこぼした。先週の大会直前だった11月15日に24歳の誕生日を迎えたが、その抱負についても「いまパッと、面白いようなことを言える感じではないんですが」と少し考え込み、「単純に、もっと強くなりたいって思います。本当に足りないモノが多すぎて、単純にその言葉が出てきた感じです」と真剣な表情を見せた。

 それでも、宮崎県でやりたいことという質問には「やっぱりご飯が大好きなので、食べたいものがありすぎます。辛麺も地鶏もギョーザもうどんも食べたい。何を食べたらいいか、分からないです」と苦笑い。普段から取り寄せているという「ぎょうざの丸岡」の名前を挙げ、「今回(現地で)食べたいと思って調べたら、お持ち帰りしかなくて…。そこはちょっと悲しんでました」と“しぶこ節”でまた、笑わせた。

 今大会の第1日(24日)は、同学年の原英莉花(NIPPON EXPRESSホールディングス)と同組。渋野は「原ちゃんは今年(一緒に)回っていないし、すごい楽しみ。負けないように頑張りたいし、でも、2人で盛り上げられるとうれしいです」と明るく、今大会への意欲を示した。

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