松山英樹「痛みなくできたことが一番よかった」 2023年初戦は3差11位の好発進


◆米男子プロゴルフツアー セントリー・チャンピオンズ 第1日(5日、米ハワイ州カパルア・プランテーションC=7596ヤード、パー73)

 松山英樹(LEXUS)は7バーディー、1ボギーの6アンダー67をマークし、首位に3打差の11位で2023年初戦をスタートした。

 首痛で第3ラウンド途中で棄権した昨年11月のヒューストン・オープン以来の実戦で、まずは上々の18ホールを終え「いいプレーができたんじゃないかな。痛みなくできたっていうのが一番よかった」と安堵(あんど)した。

 3番で、この日唯一のボギーを喫した松山は1アンダーで折り返すと、後半5バーディーのチャージを見せた。

 12番で5メートルを沈めた。「最近の中だったら一番いいショットが打てた」という13番161ヤードの第2打を2メートル半に運んで連続バーディー。

 15番パー5は第3打を30センチにからめ、16番は99ヤードの第2打を1メートル半につけてスコアを伸ばした。

 18番パー5は2オン2パットのバーディーで締め、ギャラリーの歓声に包まれた。

 15ホール中14ホールでフェアウェーをキープし、18ホール中15ホールでグリーンを捉える安定したプレー。それでも「ティーショット、セカンドと、もっともっと(いいショットの)回数を多くしていかないと上位には行けない」と冷静で、第2ラウンドに向けて「痛みが出ないようにしっかり調整したい」と話した。

 コリン・モリカワ、J・J・スポーン(ともに米国)、ジョン・ラーム(スペイン)が9アンダーで首位に並んだ。

 シーズンは昨秋に開幕しており、大会は昨年のツアー優勝者など39人が予選落ちなしで争う。

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